古いたてもの

民泊に相応しい物件の選び方

民泊運営での最大の懸念は近隣住民とのトラブル

転貸が可能か、立地はどうかなど、物件を借りたり購入したりする時に気を付けたいポイントはいくつかあります。では、具体的な民泊に相応しい物件を考えてみましょう。

東京都大田区は、日本で初めて民泊ビジネスが公式に認められました。そのさい、民泊として認められる物件の認定基準が定められました。その1つは「近隣住民への周知」、もう1つが「苦情窓口の設置」です。

民泊を行う上で懸念される最大の問題は、近隣住民とのトラブルと言っても過言ではありません。実際、民泊を通したトラブルの報告は全国にあります。民泊のマッチングサイトAirbnbにも近隣住民とのトラブルが報告されています。

近隣住民とのトラブルにならない物件は、民泊に相応しい物件と言えます。たとえば、木造のアパートよりも、鉄筋コンクリート造りの部屋の方が騒音のトラブルを軽減できるでしょう。夜に宿泊客が騒いでも安心です。

こんな物件が民泊に相応しい

もう少し具体的な物件を紹介すると、次のような物件が民泊に相応しいと言えます。
・管理人が常駐していない
・子供などのいる家族がいない
・築年数が古い
・部屋数の多い集合住宅

1つ目の「管理人が常駐していない」という条件は、そもそも管理人がいると民泊の許可をもらいにくいことが原因です。頻繁に外国人などの旅行者が出入りしていると、それだけで問題とされてしまう可能性が高まります。

2つ目の「子供などのいる家族がいない」という条件は、外国人などが出入りすることを、子供のいる親が安全面から心配し、問題化する可能性があります。

築年数の古い集合住宅は民泊に最適!?

3つ目と4つ目は、「築年数が古い」と「部屋数の多い集合住宅」です。築年数の新しい物件は、日本人に貸し出しても直ぐに埋まる可能性が高く、民泊に貸し出す理由がありません。そもそも、物件のオーナーは、民泊に使われるよりも、普通の住居として使われる方が安心だということを念頭に置いておかなければなりません。

築年数が古い場合は、大家さんも近隣住民も、あまりうるさく言わない傾向にあるようです。家賃も安く、空き家になるくらいなら民泊に使ってもらいたいという動機が働くからです。

物件が古いと部屋が汚く、民泊に相応しくないとも考えられますが、Airbnbなどを利用する旅行者は、そこまで外観にこだわりません。安く泊まれることに価値を見出してくれるからです。

集合住宅は、部屋数が多いので、騒音などのトラブルにも慣れている住民が多く、外国人などが出入りしても、他の住民に紛れてしまい、あまり目立たないと言うメリットがあるそうです。

投稿者: 編集部担当デスクA

編集部担当デスクA
民泊・インバウンドについてのメディア記事を編集しています。